「うちの子、才能あるのかしら?」「何か習い事をさせたいけど、何が向いているのか分からない…」そう悩んでいる親御さん、多いのではないでしょうか?実は、12歳までのアート体験が、お子さんの才能を大きく伸ばす鍵となるんです。
この記事では、脳科学の視点から見たアートの重要性と、親子で楽しめる具体的なアート活動をご紹介します。さあ、あなたも今日から「おうち美術館」を始めて、お子さんの無限の可能性を開花させましょう!
なぜ12歳まで?脳の発達とアートの関係性
生後3ヶ月の赤ちゃんの脳は、愛情あふれる関わりの中で爆発的にシナプスを発達させ、その数は大人以上とも言われています。その後も、様々な刺激を通して右脳、左脳が発達していきます。
12歳を過ぎると、精神的な成長は続くものの、脳の発達は緩やかになり、大人と同じレベルに落ち着いていきます。つまり、脳が活発に発達する12歳までに、手や指先を使い、考えながら作業をするアート体験をすることは、お子さんの心と考える力を育む上で非常に効果的なのです。
おうちアートで得られる4つのメリット
- 子どもの新たな一面を発見!
- 「こんなに集中力があったんだ!」「意外と器用なのね!」など、普段の生活では気づかなかったお子さんの才能や成長を発見できます。作品を通して、お子さんの内面を深く理解することができるでしょう。
- 親子のコミュニケーションが深まる!
- 一緒に作品を作ることで、自然と会話が生まれ、親子の絆が深まります。「これ、どうやって作ったの?」「次は〇〇を作ってみようか?」など、作品をきっかけに、普段は話せないようなことも話せるようになるかもしれません。
- 創造性を育む!
- アート活動は、正解のない自由な表現の世界。お子さんの自由な発想やアイデアを尊重し、褒めてあげることで、創造性を豊かに育むことができます。
- おうちが美術館に!
- 完成した作品を家に飾ることで、お子さんの自信と自己肯定感を高めることができます。作品を飾る場所や方法を工夫することで、おうち全体が創造性あふれる美術館に変わります。
年齢別!おすすめアート活動
- 幼児期(3歳~6歳):ハサミと糊でパズル作り
- 使い終わったカレンダーや、お子さんが描いた絵をハサミで切り、パズルを作ります。ハサミの練習にもなり、空間認識能力や集中力も養われます。
- ポイント:幼児の場合、まだ経験が足りないため、一つずつの工程を楽しみます。「切る」なら切ることだけに集中し、次のことは考えないため、細かくいっぱい切ってしまう可能性があります。切って遊ぶ目的なら良いのですが、そうでない場合は予め裏に線引きをしてあげましょう。
- 幼児期には特に、昔ながらの「ヤマト糊」がおすすめです。指先を使う良い練習になります。
- エピソード:以前、ハサミと糊を使ったアート活動をしていた時に、いつも新しいおもちゃを欲しがっていた子が、毎日何かを作るようになり、おもちゃをせがまなくなったと、お父様から喜ばれたことがありました。
- 小学生(7歳~12歳):〇〇を使った立体作品
- (例:空き箱やペットボトルを使ったロボット、粘土を使った動物など)
- 身近な素材を使って、自由な発想で立体作品を作ります。設計図を描いたり、試行錯誤したりする過程で、問題解決能力や空間認識能力が養われます。
おうちアートを成功させる3つのポイント
- 子どもの自主性を尊重する
- 大人が手や口を出しすぎず、お子さんの「やりたい!」という気持ちを大切にしましょう。
- 完成度よりもプロセスを重視する
- 作品の出来栄えよりも、制作過程で得られる体験や学びを重視しましょう。
- 作品を飾って自信を育む
- 完成した作品を家に飾り、お子さんの努力や才能を認め、褒めてあげましょう。
まとめ
アートは、お子さんの可能性を無限に広げる魔法のツールです。今日からあなたも「おうち美術館」を始めて、お子さんの才能を開花させてあげましょう!
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